最近、「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉を耳にすることが多くなりました。
地方自治体や民間企業にも、SDGs達成に向けた活動が広がっていますが、東京都多摩地域ではどのようなことが行われているでしょうか。
今回は、SDGsの紹介と町田市の取り組みを『広報まちだ4月1日号』から抜粋して紹介します。
そもそもSDGsとは?
2015年に国連で採択された、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。
発展途上国・先進国に関わらず、国際社会全体が取り組むべき17の目標が掲げられており、2030年までの達成を目指しています。
これらの目標は、国や民間企業だけでなく、私たち個人の立場からの行動も求められています。
町田市のSDGsの取り組み
『広報まちだ4月1日号』では、町田市のSDGsの取り組みが掲載されています。
事業者の取り組み「まちだエコ宣言」
「まちだエコ宣言」は、環境に配慮した活動を行っているお店や事業者を、町田市がPRする取り組みです。
特色ある活動は、町田市が発行する環境広報誌や、市ホームページ、イベントなどで紹介されるそうです。
民間の福祉団体等の活動「フードバンクまちだ」
「フードバンクまちだ」は、町田市の市民や企業から食品の寄付を募り、行政を通じて、子ども食堂や食料を必要としている家庭に提供する取り組みです。
家庭の余剰食品を提供することは、個人でも取り組みやすいSDGsの活動の一つですね。
その他の取り組みは『広報まちだ4月1日号』よりご覧いただけます。
私たちにできること
「国際目標」と聞くと壮大なイメージを抱きますが、SDGsについて調べてみると、私たちの身近な行動が目標達成に繋がることがわかります。
また、国連広報センターのサイトでは、SDGsの17の目標が「なぜ大切か」簡潔にまとめられた資料があります。
自治体の広報誌に注目すると、お住いの地域のSDGsに関する取り組みが掲載されているかもしれません。
「何から始めたらいいかわからない」という方は、まずは身の回りのSDGsの情報に注目することから始めてみてはいかがでしょうか。