自由研究のテーマが見つからない!! 夏休みになると毎年やってくるこの悩み、、そんな悩みを解決できるイベントがあるんです! それは、、、多摩モノレール主催「タマオがお手伝い!夏休み自由研究ラリー」
多摩モノレール沿線にある各施設で、自由研究のテーマを見つけられるイベントです! 各施設に訪れチラシを見せると、オリジナルタマオステッカーがもらえちゃいます♪
参加の流れ(参加無料!)
- 多摩モノレール各駅のフリーペーパーラックや専用サイト(タマオがお手伝い!夏休み自由研究ラリー – TamaMonorail (tama-monorail.co.jp))でチラシを入手する
- チラシに記載された沿線施設に訪れる
- 施設を見学
さらに、施設を巡る際のお得情報! 「たまモノワンデーパス」 たまモノこどもとおとなのワンデーパス 900円(大人1枚、子ども1枚のセット) たまモノこどもワンデーパス 200円 親子で1日多摩モノレールが乗り放題になるチケットなんです! 3施設周る際にはぜひ!
「たまモノワンデーパス」について
たまモノこどもとおとなのワンデーパス 900円(大人1枚、子ども1枚のセット) たまモノこどもワンデーパス 200円 発売箇所 《終日発売》 多摩センター駅、高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅 《一部の時間帯のみ発売》 中央大学・明星大学駅(8時~20 時)、多摩動物公園駅(9時~16 時 ※多摩動物公園 開園日のみ)、立飛駅(8時~19 時)、上北台駅(8時~21 時) 発売期間 2023年7月15 日(土)〜2023年9月30日(土)
自由研究ラリーにはテーマごとに分かれたこちらの3つのコースがあります!
「日本の歴史」コース
「動物・植物」コース
「文化芸術」コース
夏休み充実し隊の3人が、それぞれのコースを回ってきました! 今回ご紹介するのは日本の歴史コースです。
日本の歴史コース
早速ですが隊員Aは、「日本の歴史コース」をまわりました! このコースの対象施設は下記の3つです。
他のコースの記事もぜひご覧ください。
【親子で参加!】多摩モノで巡る自由研究探しの旅 〜動物・植物コース編
【親子で参加!】多摩モノで巡る自由研究探しの旅 〜文化芸術コース編
①縄文人体験ができる!「東京都立埋蔵文化財調査センター」
まずは、多摩ニュータウン内で発掘された沢山の石器や土器が管理・展示されている 「東京都立埋蔵文化財調査センター」へ!
アクセス | 多摩モノレール「多摩センター駅」徒歩約7分 |
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所在地 | 〒206-0033 東京都多摩市落合1丁目14番2 |
電話番号 | 042-373-5296 |
営業時間 | 9:30~17:00 11月から2月は遺跡庭園「縄文の村」のみ16:30まで |
休業日 | 年末年始(12月29日~1月3日)展示替えによる臨時休館(3月中の5日間程度) |
料金 | 無料 |
HP | 東京都立埋蔵文化財調査センター公式ホームページ |
2階にある入り口では早速、縄文人がお出迎えしてくれました。 展示エリアの前に見学のヒントとして展示を見る際の順路も書かれているため、悩まずに見ることができました。 こういった施設に慣れていない方でも安心して見れますね! 【常設展示】 旧石器時代~江戸時代までの出土品を時系列順に比較しながら見ることができます。 また実際に土器に触れられる貴重な経験も! 私は小さな土偶に釘付け…!子供だけでなく大人もついつい夢中になれちゃいます。
【企画展示】 「多摩新街遺跡切抜帖」 企画展示は、常設展示と同じ場所で見ることができます。 今は、多摩ニュータウンでの発掘調査成果が掲載された新聞記事で当時の驚きを追体験しながら、再びその価値に触れることができる「多摩新街遺跡切抜帖」が開催中! 実際に見たことがある記事もあるかもしれませんね!
期間:令和5年3月21日(火)~令和6年3月7日(木)まで(予定) ※年末年始(12月29日から1月3日まで)および10/27(金)、11/27(月)、2/5(月)を除く 【体験コーナー】 体験コーナーでは「さわってみよう」「使ってみよう」をコンセプトに、縄文土器パズル、火おこし、縄文ファッションなどなど縄文人体験ができます! お子さんと一緒に縄文土器パズルにチャレンジしてみたり縄文ファッションに着替えて写真を撮ってみるのもいいですね🌸
ちなみに私も縄文土器パズルにチャレンジしてきました! 思った以上に難しく、時間内には無理でしたがなんとか完成させることはできました…💦 【遺跡庭園】 外には、多摩ニュータウンNo.57遺跡(縄文時代集落)に盛土をして、当時の多摩丘陵の景観を復元した「縄文の村」があります。
村の中には3棟の復元住居があり、入ってすぐにあるのは、関東地方を中心に縄文時代中期末(約4500年前)に流行した、住居の床に平らな石を敷きつめる「敷石住宅」。 復元住居の中は入ることができ、住居内では不定期で焚火(1日1棟)も行っており、炉を囲みながら縄文人気分に浸かれるそう♪ HPで火焚きの予定カレンダーを見ることができます。 また村には多くの野草、野鳥、小動物を見ることができ、私ももニホントカゲを見ました! 歴史だけでなく都会に残された貴重な自然を感じてみてはいかがでしょう。
東京都立埋蔵文化財調査センターでは、豊富な出土品の展示は勿論、実際に縄文人の体験ができるため楽しく勉強することができました!
思いついた自由研究テーマ
- 歴史による出土品の変化
- 多摩ニュータウンで発掘されたもの
- 縄文人の生活・体験
最後に自由研究ラリーのステッカーとアンケートに回答するともらえるクリアファイルをゲット! どちらもかわいいです!私はすでにクリアファイルを愛用しております。 皆さんも是非!参加して手に入れましょう🌟
・・・古代から次は中世に!
②関東三大不動の1つ!「高幡不動尊金剛寺」
次に向かったのは重要文化財である不動堂、仁王門をはじめ、多くの歴史的文化財、寺宝を見ることができる高幡不動尊金剛寺です。 高幡不動駅を出てすぐに高幡不動尊参道の入口(写真左側)が見えました。
入口に入り、まっすぐ進むと早速、重要文化財の仁王門(写真右側)が見えてきました! 高幡不動尊金剛寺に到着です!
アクセス | 多摩モノレール「高幡不動駅」 徒歩5分 |
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所在地 | 〒191-0031 東京都日野市高幡733 |
電話番号 | 042-591-0032 |
営業時間 | 9:00~17:00(閉門)、奥殿、大日堂は~16:00 |
休業日 | 無休、奥殿、大日堂は月曜、1月~2月11日は無休 |
料金 | 奥殿=300円/大日堂=200円/ (20名以上の団体は奥殿200円、大日堂150円) |
HP | 高幡不動尊金剛寺 公式ホームページ |
引用:境内のご案内 | 高幡不動尊金剛寺 (takahatafudoson.or.jp) 仁王門の前に境内マップがありますので境内に入る前に要チェック🔎 このマップを見れば分かると思いますが、境内はとても広く建築物も多いです。 境内約4,000坪、隣接する山林を合わせると3万坪の広大な敷地なんだとか…! 高幡不動尊金剛寺には歴史を感じさせる素晴らしい寺宝が沢山ありますが、「どこを見ればいいのかわからない…」という方の為にも私がその中で特に良かったと感じた2つのスポットをご紹介♪ ご参考ください🌸
奥殿(寺宝展) ※堂内は写真撮影は禁止
拝観料:300円 汗かき不動尊と呼ばれる「丈六不動三尊像」を中心にたくさんの文化財を収蔵・展示する為の御堂です。
- 奥殿では、
- 高幡不動尊の歴史
- 大日如来像
- 新選組関連の貴重な資料
- 関東地方唯一の平安時代作の巨像である不動明王像及び両童子像
・・・といった寺宝を拝観することができます! 不動明王像の力強さは言葉では言い表せないくらい圧巻です! 実際に足を運んで体感してみてください✨
大日堂 ※堂内は写真撮影は禁止
奥殿よりさらに奥に進むと高幡山の総本堂「大日堂」が見えてきます。
拝観料:200円 大日堂では、鳴り龍天井や優れた彫刻群、幽玄な内陣荘厳等の鑑賞ができます。 その他に新選組の資料的な物や、沢山の尊像が安置されています。
🌟 「鳴り龍天井」
本堂の真ん中の天井に龍の画が描かれており、下で手を叩くと妙音が響き渡り、願い事が叶うと伝えられているのだとか。 実際に私も手を叩いてみましたが「びょ~~~ん」と音が響きわたり、神聖な気持ちなりました😌 以上が私が特によかったと感じた2つのスポットでした!
思いついた自由研究テーマ
- 高幡不動尊の歴史
- 新選組について(特に土方歳三がおすすめ)
- 縄文人の生活・体験
私は、今回の自由研究ラリーで高幡不動尊金剛寺が新選組のゆかりの地であったことをはじめて知りました。大人になっても学ぶことはありますね…! 子供はより多くの発見ができそうです!
宝輪閣でステッカーをもらい、最後の目的地へ! ・・・中世から次は近代に!
③昭和を振り返る「昭和天皇記念館」
日本の歴史コース最後は昭和天皇記念館! 立川北駅をでてまっすぐに進み国営昭和記念公園に向かいます。 公園の中に入り、少し歩くと看板が見えてきます。
看板の先に「花みどり文化センター」があります。
「花みどり文化センター」の中に入り案内に沿って進むと「昭和天皇記念館」に着きます!
アクセス | 多摩モノレール「立川北駅」 徒歩11分 |
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所在地 | 〒190-0014 東京都立川市緑町3173 花みどり文化センター内 |
電話番号 | 042-540-0429 |
営業時間 | 3月1日~10月31日 9:30~17:00 11月1日~2月末日 9:30~16:30 ※入館は、閉館時間の30分前までです |
休業日 | 月曜日(月曜日が休日の場合は直後の平日) 金曜日(令和3年10月1日より。祝日・休日は開館) 年末年始(12月31日・1月1日) 特別展示・企画展示開催期間の前後(約1週間) 国営昭和記念公園 |
料金 | 一般…510円(360円) 大学生・高校生…300円(210円) 中学生・小学生…100円(70円) シルバー…410円 ※( )内は20名以上の団体料金です。 |
HP | 昭和天皇記念館公式ホームページ |
昭和天皇記念館では、昭和天皇の生物学ご研究や昭和天皇、香淳皇后のご遺品・写真等の昭和天皇ゆかりの資料を展示しており、これらから昭和の時代とともに昭和天皇の87年に及ぶご生涯を知ることができます。 ■展示内容 昭和天皇の87年のご生涯を「ご誕生・ご幼少時」(明治時代)・「皇太子・摂政時」(大正時代)・「ご即位・激動の日々」・「巡幸・復興の日々」・「ご公務」・「儀式・行事と行幸」・「国際親善」・「平穏の日々・崩御」の8テーマに分けて見ることができます。
- 5台のマルチ・ディスプレイによる動画「昭和天皇の87年のご生涯」
- 各コーナーの解説補完映像
- 昭和天皇の生物学ご研究
資料ともに解説の映像もあるので子供にもわかりやすい展示となっています✨ また、企画展示・特別展示もおこなっており、現在は「英国王室と日本の皇室」という特別展示が開催されています。 期間:令和5年4月13日(木)~ 11月26日(日) 英国王室と日本の皇室の交流の歴史を写真などで見ることができます! これらの展示の中で私が選んだ注目資料を3つご紹介!
🌟 昭和大礼鹵簿模型
昭和天皇は京都皇宮において即位礼・大嘗祭を執り行うため京都へ向け出発したとき、宮城(皇居)から東京へ向かう鹵簿ろぼ(お列)は、含めて全長594メートルに達したそう! 昭和天皇記念館ではこの時の鹵簿のうち、賢所ご神体を奉安した御羽車から皇后御馬車までの部分、を縮尺1/12、全長約11メートルの模型で再現しています。 この模型は、見るところで見え方がガラッと変わってくるんです! 列の先頭からこの模型を見ると…?
🌟 儀式用御椅子
昭和28年(1953)から44年まで皇居仮宮殿にて使用された、儀式用御椅子を展示している。 昭和天皇、香淳皇后の御椅子はどちらもそっくりな作りとなっていますがある1点だけ異なる部分があるんです…!私は見つけられず係の人に教えてもらいました🤫 どこが違うのか、みなさんも実際に行って見つけてみてください🔎
🌟 国産御料車(ニッサン プリンス ロイヤル)
プリンス自動車が開発した国産初の御料車が昭和天皇記念館で展示されています。 車に詳しくない自分も「すごい…!!」と思わず声をもらしてしまいました。 車が好きな方は必見!絶対に見るべきです! ・・・注目資料は以上です。 おまけに館内のちょっとした豆知識も教えちゃいます💡 実は館内の壁は石灰岩、床は真竹でできており、壁をよく見るとアンモナイトの化石などがあるんです。 昭和天皇記念館は展示されている資料だけでなく、館内の壁と床にも注目です!
思いついた自由研究テーマ
- 昭和時代に起こったこと
- 昭和天皇について
こうして展示資料だけでなく施設全体を隈なく堪能したあとに、昭和天皇記念館限定のグッズが並んでいるのを発見! この限定商品は大変人気なそうで私が見た時も完売商品が多かったです。 ついつい心惹かれてしまい旅の思い出にと私もミラーを購入しました。 菊花紋章がおしゃれでいいですよね✨
最後に購入したミラーと受付でもらったステッカーを並べて撮り、施設を出ました。 昭和天皇記念館を見終えたことで「日本の歴史コース」を無事にまわりきることができました。 偶然ですが私のまわった順番だと古代→中世→近代と過去にタイムスリップをして徐々に現代にもどっていくような感覚で見ることができました。逆のまわり方をするのもおもしろいかもしれませんね! 「日本の歴史コース」は日本の歴史についてあまり詳しくない私でもしっかりと楽しみながら学ぶことができました!
「たまモノワンデーパス」
たまモノこどもとおとなのワンデーパス 900円(大人1枚、子ども1枚のセット)
まとめ
今回、多摩モノで巡る自由研究探しの旅「日本の歴史」コースをご紹介しましたがどうだったでしょうか?? 「動物・植物」コース、「文化芸術」コースもぜひご覧ください。
こんな一気に学びを吸収できるのも9月30日(土)まで! 夏休み最終日に自由研究忘れてた!なんてことがあっても安心です ♪ もちろん自由研究探しじゃなくても、この機会にモノレールを利用してたくさんの施設を巡ってみてください!! たくさんのご乗車お待ちしておりますっ🚞