世の中のお父さんお母さん、子どもにお金の知識や大切さをどうやって教えていますか?
近年電子マネーやクレジット決済が増えてきて、実際にお金に触れる機会も少なくなり、お金の大切さや知識について教えることが難しくなっているように感じます。いくら親が「お金は大切なんだよ」と言ったところでちゃんと理解しているのだろうか…不安です(小3・男児の母)
そんなちょっとした不安の手助けとなるのが、「たましんRISURU文庫」です。
たましんRISURU文庫とは?
立川市に本店のある多摩信用金庫(通称:たましん)では、たまちっぷすという多摩地域で子育て中のパパママと子どもたちに向けた情報を届けるウェブマガジンを運営しています。その制作・運営をしているたまちっぷす編集部の中心メンバーはなんと、多摩信用金庫で働く子育て中のママ達だそうです!
そんなママ達が金融に関する児童書を自治体の図書館で探したところ、蔵書の数自体が少なかったり、本があっても古いものが多く、今の時代に合わないと感じる本が多かったそうです。
子どもたちには暮らしや心が豊かな人生を送ってもらいたい。そのためには、お金の大切さを学ぶことが大切なのではないかと考えたママ達。
そこで多摩信用金庫 創立90周年記念事業として、多摩信用金庫のエリアである多摩地域の小学校の図書館に図書(お金について学べる書籍20冊セット)を寄贈することにしたそうです。学校なら平等に子どもたちにお金に関する知識を学ぶ機会を提供することができ、さらに本を通じて親子のコミュニケーションにもなるのではないかと考えたそうです。
本が好きな子も苦手な子も 満足できるラインナップ
では実際にどんな本があるのでしょうか。 難しい本だと飽きてしまうのではないか、そもそも本を読まない子もいるのでは…そんな心配もあるかと思いますが、そこは大丈夫。本の選定をしたのはもちろん、たまちっぷす編集部のママ達です!
お金に関する基本的な知識から、お金の大切さ、資産運用、節約術、投資など幅広いトピックをカバーするだけでなく、マンガやクイズなど、子ども達がお友だちやご家族と興味を持って一緒に楽しめる本も選定したそうです。ママ目線で選んだ本なら、きっと子ども達にも興味を持ってもらえますね。
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多摩地域の10自治体の小学校に寄贈
では、たましんRISURU文庫はどこにあるのでしょうか。 たましんRISURU文庫は、多摩地域の10自治体(立川市、八王子市、昭島市、日野市、国分寺市、多摩市、福生市、あきる野市、武蔵村山市、府中市)194の小学校の図書室に設置されています。
たまちっぷす編集部のママ達が選んだ本は好評で、お友達と休み時間に一緒に読んだり、授業で先生が読み聞かせたりと沢山活用されているそうです。本を読んで投資に興味を持った子もいたとか。
また、多摩信用金庫が運営するお金や暮らしのことを相談できる「すまいるプラザ」にもたましんRISURU文庫を設置しています。 興味を持たれた方は、お近くの「すまいるプラザ」にお問い合わせください。
【たましんRISURU文庫設置場所】
すまいるプラザ 立川本店 | 東京都立川市緑町3-4 たましん本店2階 | 0120-702-111 |
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すまいるプラザ 吉祥寺 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-5 たましん吉祥寺支店2階 | 0120-771-313 |
すまいるプラザ 八王子 | 東京都八王子市子安町4-7-1 サザンスカイタワー八王子1階 たましん八王子駅前支店内 | 0120-530-711 |
子どもの未来を育むことは、社会や地域の発展にもつながる
たましんRISURU文庫の取り組みは、お金の大切さや知識を学ぶだけではなく、子ども達の心や人生を豊かにしてくれます。 豊かにのびのびと育った子ども達が、これからより良い社会を作る担い手となっていくのではないでしょうか。
そんな希望と可能性でいっぱいの子ども達がどんな未来を作っていくのか、とても楽しみです。 私たち大人もお金のこと、暮らしのことだけでなくこれからの社会について考え、学び続けていかないといけないと感じました。
また、多摩信用金庫ではたましんRISURU文庫以外にも「すまいるセミナー」という、「資産運用」「保険」「セカンドライフ」「暮らし・住まい」「相続・年金」などお金やライフスタイルについて学べるセミナーを企画しています。 親子セミナーやイベントなども定期的に開催していますので、興味のある方はぜひお問合せください。詳細はこちら
他にもTAMA ebooksでは、立川市や暮らしについての情報を発信しています。
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